日本では全国にすんでいる全長17cm、くちばしは体の割りに長く魚取りにすぐれ、またメスのくちばしは赤い口紅を塗ったようなカワセミ。池、川など淡水域の水辺で餌をとるため渓流や池沼などを見下ろす木の枝に静かにとまっていて、水中の獲物をとったり、水面をかすめて一直線に速く飛んだりしており、羽色が鮮やかで、翡翠(ひすい)のような体色から、飛ぶ宝石ともいわれその美しさは古代から注目されていたそうです。
さて、宝石の「翡翠(ヒスイ)」というと日本的なワビ、サビの精神を具象化したような、えもいえぬ落ち着いた緑色を連想します。

強烈な自己主張を感じさせる輝きではなく、しっとりと落ち着いた佇まい。プラチナ素材でリングの腕もしっかりと、そのヒスイの美しさを引き立てるテーパーダイヤモンドをふんだんに施した気品溢れるデザイン。そして、なにより6ctアップの大粒は、宝飾業界でも価格が高騰しなかなか仕入れにくくなっている今日、なかなかお目にかかれない逸品です。

掲載商品:PT ヒスイ リング 6.778ct / 2.90ct