ダイヤモンドは、和名では金剛石と呼びます。

和名では金剛石と呼びます

46億年の地球の歴史の中で、様々な鉱物がマグマや水溶液やガスなどから、温度と圧力の条件によって形成されたダイヤモンドは、地球誕生後20億年を経てから、地下150km以下の高温高圧のマグマの中で結晶しました。

ダイヤモンドの誕生

ダイヤモンドは高温高圧の環境下で成長します。安定した状態で生成するには、4万5千気圧に相当する地下150km以下の深度と1,100度以上の温度が必要です。

地下で生成されたダイヤモンドが、とてつもない速度のマグマの上昇によって地表に運ばれ、その急激な押し上げによって石墨に変化することなく、生成されたときの状態を維持できたのです。

ダイヤモンドが人類と出会ったのは、紀元前4世紀のインド。そのためヨーロッパにもたされるダイヤモンドは長い間、インド産のみだったそうです。

エレガントな輝きを放つマーキスカット

マーキスカットのマーキスは、フランス語で「侯爵」という意味です。18世紀、フランスのファッションリーダーとして有名だったポンパドール夫人が、侯爵の称号を受けて活躍した頃に流行したカット方法のためマーキスカットと名付けられました。マーキスカットはラウンドブリリアントカットと違い、主張しすぎず程よい輝きを放つため、普段使いのジュエリーにもぴったりです。